いい歳をして恥ずかしいのですが、私は51歳のおばさんです。
今まで夫以外の男性との経験は、ずっと昔にPTAの打ち上げで酔った勢いで、子供の同級生のお父さんと関係を持った一度きりです。
もちろん深く反省をして、それ以降は一度もありません。
そんな私が若い男の子にハマったきっかけを話します。
今から4年前、職場の社員旅行に行ったとき、宴会の後で同僚たちとはぐれてしまった時のことです。
同僚に電話をするか、1人で旅館を目指そうかと考えてると、金髪の若い作業着姿の男の子に声をかけられました。
明らかに自分の子供と変わらぬ年齢の子でした。
生意気で無礼な態度に閉口していたのですが、話すうちにだんだんと打ち解けて、「休めるとこに行こうよ」という彼の提案に乗ってしまい、そのままホテルへ。
繁華街の裏路地にある狭くて汚いホテルでしたが、その中でも最も安い部屋のベッドで私は自分の子供と同年代の男の子に抱かれました。
部屋に入る前は、私をおだてるようなことを言っていた男の子も、いざ行為が始まると私を侮辱するようなことを言い始めました。
「こんなおばさん、誰にも相手にされないだろう?ありがたく思えよ!」
「ババアのくせに結構締まるじゃん。また使ってやろうか?」
「おばさんだからゴム無しでいいよな?」
そんな言葉を吐きながら、まるで獣のように腰を振ってきます。
ですが私の心は、これまで感じたことのない高揚感を覚えてました。
そして極めつけは、バックの体勢で後ろから突かれた時です。
「おら!気持ちいいだろう。素直に『気持ちいいです』って言えよ」
お尻をペチペチと叩きながら、びっくりするような激しさで突かれて、私の理性は吹き飛びました。
最後はうわ言のように「気持ちいいです」と何度も連呼しながら果てました。
その後、熱に浮かされるまま、私の方から頼み込んで休憩から宿泊に変えてもらい、朝一のも含めて計4回も抱いてもらいました。
私がおねだりするたびに、「変態ババアだな。旦那が可哀想だ」など私を見下ろしていました。
半世紀近く生きて、ようやく私は本当の自分を見つけたような気がしました。
私は男の人にこんな風に扱われたかったのだとはっきり気づきました。
すっかり彼にハマってしまった私ですが、遠距離のため会えたのは2回だけ。
2回とも、私から会いにいきました。
「フェラチオの時は、もっと音を立てて美味そうに舐めろ」
そんな命令をされたのに、彼は一度もクンニをしてくれません。
そして、まるでモノのようにバックで突かれるのに、私の心はいちいち喜びに震えていました。
しかし、やがて彼からメールの返事がこなくなり、関係は完全に途切れました。
私は欲求を抑えきれず、出会い系に手を出しました。
こんなおばさんでもメールをくれる若い人は多いですが、みんな頼りなくて、綺麗に着飾ってはいるものの、なよなよした男ばかりです。
1人だけメールの対応に好感を持ってエッチまでいった人がいます。
爽やかなイケメンでしたが、とても優しいセックスで、もっと荒々しい男が欲しい私には物足りませんでした。
今も出会い系で相手を探す傍ら、彼を思い出しながら色んな妄想をします。
最近は工事現場などを通るとき、作業着姿の若い男の子を見るたびにドキドキします。
妄想をしながら歩くうちに、家に帰り着く頃にはパンツの真ん中に大きなシミができていることもあります。
またあんな強い男にモノのように扱われたい。
できることなら、まだ若いうちに本当の自分を知り、逞しい男の遺伝子の子を産みたかった。
そんな妄想ばかりしてしまいます。
もちろん家族は私のことをどこにでもいる地味なおばさんとしか思ってません。
けど、もう一度、彼に会いたい。
それが叶わないなら、同じように強い男に何度でも抱かれたい。
それが今の私のささやかな夢です。